翻訳支援ツール最前線の特集にあたって

2013/11/08

翻訳支援ツール最前線の特集にあたって


翻訳支援ツールと機械翻訳を組み合わせて利用する時代がきた。日本の翻訳現場ではまだ翻訳支援ツールすらなかなか普及しない状況がある一方で、「翻訳先進国」の欧州ではEUが多額の研究費を助成して多数の翻訳関連プロジェクトが推進されている。
機械翻訳の利用といえば「ポストエディット」というのが一般的な理解だが、機械が翻訳したおかしな文章を手直しさせられることの苦痛は日本語-欧米言語間とくらべて機械翻訳の品質が良いと言われる欧州言語間でも同じらしく、現在行われている翻訳支援ツールの研究では、さまざまなアプローチによりコンピュータ支援の新しい翻訳フローが研究されている。
この特集では、2013年10月8日にうめきた・グランフロント大阪にて開催された独立行政法人情報通信研究機構(NICT)主催の「第2回未来の翻訳研究に関するワークショップ」の発表の中から、CASMACATプロジェクトの最新情報を紹介する。
(謝辞:この記事の制作にあたり独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の隅田英一郎様ならびにスタッフの皆様に多大なご協力をいただきました。ここに深く感謝いたします)