JTF日本語スタイルチェッカー紹介

2014/03/07

JTF日本語スタイルチェッカーが新しくなりました
 
JTF日本語スタイルチェッカーが新しくなりました。今回の更新で、(1)常用漢字であることをチェックする機能と、(2)原則として使用しない記号やかっこをオプションでチェックする機能が追加されました。またデザインも新しくなっています。本チェッカーのウェブサイトはこちら:
http://www.jtf.jp/jp/style_guide/jtfstylechecker.html
 
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・そもそもJTF日本語スタイルチェッカーって?
あるテキストが「JTF日本語標準スタイルガイド」に準拠しているかどうかを確認できるツールです。2012年にJTF標準スタイルガイド検討委員会から公開されました。ウェブ・ブラウザー上で動作するため、新たなソフトウェアをパソコンにインストールすることなく手軽に使えます。フォームにテキストを貼り付けて実行ボタンを押すだけで、スタイルガイドに準拠していない部分を一覧で表示できます。
 
・何がチェックできる?
スタイルガイドに記載されている数多くの項目をチェックできますが、すべてをチェックできるわけではありません。たとえばスタイルガイドでは、「見出し」の文体は「常体または体言止め」にするとされています。本チェッカーではテキストのどの部分が見出しであるか判断できないため、チェックできません。チェックできない項目については本チェッカーのウェブサイトにまとめてあります。
また逆に、誤りではないのに検出(過検出)してしまうケースもあります。たとえば「まさしく」という言葉で、漢字の「正しく」ではなく、ひらがなの「まさしく」が適切であるとしているとします。このとき「ただしく」と読む「正しく」までを誤りとして検出してしまうことを指します。本チェッカーではできるだけ過検出が発生しないように工夫していますが、完璧ではありません。できることとできないことがある点に注意してご利用ください。
 
・でもウェブには社外秘のテキストを入力できない……
本チェッカーはウェブ・ブラウザー上で動作しますが、入力したテキストが外部のサーバーに送信されることはありません。ユーザーがチェッカーのウェブサイトにアクセスすると、まずHTMLファイルがユーザーのパソコンにダウンロードされます。テキストをフォームに入力してチェックを開始すると、このHTMLファイル内に書かれているJavaScriptプログラムがウェブ・ブラウザー上で実行され、テキストをチェックします。つまり入力したテキストは外部のサーバーに送信されず、ユーザーのパソコン内で処理されます。
 
・JTF日本語標準スタイルガイド対応はこのツールだけ?
JTF日本語標準スタイルガイドに準拠しているかどうかをチェックできるツールは他にもいくつかあります。インストールが必要な高機能なソフトウェアやMS Word上で動作するマクロなどです。詳しくはJTFウェブサイトにある標準スタイルガイド検討委員会のページをご覧ください。本チェッカーはブラウザーで手軽に使える点が特長です。目的に合わせてツールを選んでみてください。(西野竜太郎)
 

<関連リンク>
・「JTFスタイルガイド」対応チェックツール
http://www.jtf.jp/jp/style_guide/stylechecktool.html
・JTF標準スタイルガイド検討委員会
http://www.jtf.jp/jp/style_guide/styleguide_top.html