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⑦CSLi/SYSTRAN~人々を、高品質のハイブリッド翻訳技術で結びつける●CSLi:キム・ドンピル氏、Systran:Jean Senellart氏

2014/05/09

CSLi/SYSTRAN~人々を、高品質のハイブリッド翻訳技術で結びつける




CSLi 副社長 
キム・ドンピル氏

Systran Chief Scientist
Jean Senellart氏

(通訳 : Ms. Kathy Seung-hee Yang)
 

ヨーロッパ言語に強い老舗のSYSTRAN(創業1968年の、機械翻訳の創始期に名を連ねている機械翻訳プロバイダー)が、アジア言語に強いCSLiと組むことが決まった。これは、東洋と西洋の技術の結合(joining of Eastern and Western technology)と双方のスピーカが話しているように、非常に画期的なもの。
SYSTRANの人と、CSLiの人が交互に話すというスタイルでスピーチは行われた。結論からいうと、CSLiが、SYSTRANを買収したということになる。それでも、最初に、SYSTRANの人が、フランス語のアクセント混じりの英語で、東洋と西洋の技術の結合(”joining of Eastern and Western technology”)と言っていた。ヨーロッパ言語に強い老舗のSYSTRANが、アジア言語に強いCSLiと組むことに決めたということ。
やはり、視野に入れているのは、Google翻訳。SYSTRANとCSLiは、もともとルールベースですが、両方の技術を合わせつつ、さらにハイブリッドエンジンを構築することで、Google翻訳にはできないものをつくろうとしている。
スピーチ翻訳(speech translation会話翻訳、音声翻訳)は難しいもの(文法がきちんとしていないことが多いのが一因)。それでも、SYSTRANは、SAMSUNGとの協働作業によって、モバイル上での翻訳(S-Translator)を実現させた実績がある。これも、Google翻訳にはできないことを目指すもの。
 
◎これから行っていこうとしていること:
・(機械翻訳に用いるデータ等の)資産を構築すること
・エンジンを改良し、どんどんよいものにしていくこと
・ポストエディタを教育し、人による評価をすること(human evaluation)
 
(合併はしたものの)SYSTRANは、今も成長を続けている。
 
◎国際的に特許の内容を利用できるシステム(Lighthouse IP, 米国特許と韓国の特許庁のデータにも関係)も作成した。
◎装着可能な技術(wearable technologies)にも取り組んでみたい。
◎ノーマライゼーション(原文に手を加えて標準的な翻訳がでるような内容にすること)とローカライゼーションを重視している。
◎機械翻訳(MT)と翻訳メモリ(TM)の両方が大切で、これらのギャップを埋めなければいけない。
 
繰り返しになるが、ルールベースのSYSTRANとCSLiが組むことは、東洋と西洋の技術と文化の結合ともいえる。