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6-3 多言語情報発信への期待~ビジネスの強化にPlus Oneの連携を!:岩崎英丈氏(バンドー化学株式会社)

2015/07/03

多言語情報発信への期待~ビジネスの強化にPlus Oneの連携を!

 

バンドー化学株式会社
岩崎英丈氏

 
 
バンドー化学株式会社:自動車などについているベルト、コンベアベルトなどの製作。
もうすぐ創立110年
海外展開が盛んで、アジア17か所、世界で30か所に工場がある。
海外(欧米)の方との付き合いの経験→言葉の壁が問題になる
 
【機械翻訳に対してもっているイメージ】
 そのまま機械翻訳の出力内容を使えるとは思っていない。
 それぞれの機械翻訳システムのよい所を使えば、そしてドメインをしぼれば、鋭いものができるのではないだろうか。
 
困ったこと
【一般的な業務】
・メールやレターの交換:適した形式が判らない
(例えば、イギリス、アメリカ、インドでは、同じ英語を使っても形式が変わってくるはず。
書き出しと末尾だけ提供され、その中に自由に文章を書き込んだりできれば理想的。)
・相互の報告書:用語の違い、カタカナ英語
・相互のプレゼン資料:用語の違い、カタカナ英語?
◎カタカナ英語の弊害。誤りを指摘し、正しい意味を教えてもらえることはなかなかない。
 例えば、エンジニアリングと一言でいっても、この分野、この会社のものを訳せるのか。
【専門的な業務】
・専門資料、文献の理解:専門用語は翻訳家では???
・市場情報を集める:思考パターンの違いは理解できない
・特許調査:翻訳は正しいのか?
・特許出願:一番怖い。権利範囲なら後でどうとでもなるが、本文を間違えるとどうにもならない。それぞれの国に合った環境? 英語なら何人かで集まって検討できることもあるからまだよいが、中国語などで困った。目的の言葉を選ぶむずかしさがある。例えば、日本語の訳にはなっていても、その国では通じない言い回しもある。
★判断基準を持つことが難しい。
・契約書の作成、チェック:単語の意味を理解できない
 失敗談。日本のconventional agreementの常用語を使用したら、ドイツの人に違う意味に受け取られて怒られたことがある。
 <カタカナ英語の弊害>
例)SprocketとGearの違い
Sprocket(歯車)・・・日本語のギアはこれに相当する。<機械用語辞典にはこれが書いてある!!>
Gear(伝達機構を示す場合に用いられる)
カタカナ英語の場合
スプロケット:チェーンを駆動するギアのこと。
ギア:歯車
 カタカナ英語で判断していると、間違いがいつまでも見つからない。
海外と対等に向き合うには、事前の理解が重要でした
★日本語で言いたいことを英語で言ったらどうなるか?
 ただ訳してもダメな場合が沢山ある。
弱みと違い
・語学ハンディ:英語は少し、他の言語は特技
 (英語をしゃべれるということは、日本人なら特技になってしまう。それくらい、しゃべれない人のほうが多い。これが準特技とみなされるくらい、日本人の英語を話す力が上がればよいが。。)
・思考回路の違い:米国では、ディベートは最上の手段を導く道具。日本の会社はディベートでの口調を聞いて怒っていると判断することもあるが、米国の人たちは非常にポジティブ。どんなに言い合いをしても最後にみんな握手をするほど。
・意思決定ステップの違い:まず話を聞いて上司と相談(日本)vs権限を持つ者が交渉(外国)
・日本人はすぐに譲歩をしてしまう。
★言葉の違い
 どうしたら相互理解が生まれるか。
 言葉じりが合っていても、違う理解をしていたということもありえる。
 
 以上のような事柄を教えてくれる人を育てるデータベースが必要。
→世界に通用するビジネスマンを作ることができるか。
 
<機械翻訳に望むこと>
 課金制度を分かりやすく。(ただでなくてよいから)
 今
 特許の内容を、国内外特許庁、弁理士会とつながってインターナショナルに共有できるようにするとよい。(→これはJapioなどが少しずつ実施していること。日本語の公報の外国特許庁の審査参考用の英訳など。三宅補足。)機械翻訳を原本とし、それぞれのパートが役割を果たすことでこれが実現できないだろうか。
 
・インバウンドー自分が読むため
・アウトバウンドー他の人に読んでもらう。
 機械翻訳での訳文を提供する場面は増えている。
 
先進事例
 Text Bind デンマーク
 クライアントポータル
 自分の会社のためのスペシャルなホームページ
 
・クラウドソーシングの翻訳
 GMOスピード翻訳、gengo。
 短時間で低価格で仕上がる。アクセスして購入。
 
まず、カジュアルに使える仕組みを最終ゴールにした取組み
第二ステップは文化&社会構造DBとの連携