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多言語情報発信シンポジウムの報告

多言語情報発信シンポジウムの報告Symposium on Multilingual Information Sharing and Launch of TKUN 株式会社翻訳センター 三宅理恵Rie Miyake, Honyaku Center Inc. Scroll down for English. 2015年4月7日(火)10:00 ~ 17:00会場:一橋講堂 個人的にこのような開催のお手伝い等をしたことがなく、最初はどうなることかという不安もありましたが、いざ当日を迎えると、非常に熱気あふれるシンポジウムとなりました。豊橋技術科学大学の学長のご挨拶にはじまり、同大学の副学長のスピーチで終了しました。大学をあげて取り組まれているということが感じられ、熱意に心を打たれるとともに、これだけの期待を持ってなさっていることに対して我々に何ができるのかという責任も感じました。ご後援いただいている経済産業省の方からのスピーチも、...

1. 基調講演:長尾真元京都大学総長

基調講演 「グローバル社会における多言語機械翻訳(MT)のための相互協力の必要性」 長尾真先生 グローバル社会の到来現在、グローバル社会が到来し、Net環境の全世界に普及し、Netを通じたマーケットが拡大している。そうした中で、アメリカやヨーロッパだけでなく、東アジア諸国の人達との観光、ビジネスの交流がますます必要になっており、従来のように英語だけでは企業活動や観光客に対応できなくなっている。 東京オリンピック・パラリンピック2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることになり、改めて言語の問題を喚起している。近年のオリンピック、パラリンピックでは、スポーツの祭典でもあり、文化の祭典でもあると規定されている。今度の東京オリンピックでも日本全国で文化的な事業が展開されると考えられる。文化庁も2020年のオリンピックを機会に日本の文化を様々な形で外国にPRしたいと考えている。そこ...

2. TKUNの紹介:井佐原均(豊橋技術科学大学)

国際競争力の強化に今求められるものーTKUNの提案ー 国際競争力と多言語情報発信豊橋技術科学大学 井佐原均教授 今、日本にとって国際競争力の強化が必要となっている。製造拠点や販売拠点といった海外拠点を置く場合、そのノウハウを伝えるような現地語の作業マニュアルを作る必要がある。産業文書の翻訳の効率化により、世界的な貿易が増加するという波及効果が期待できる。オリンピックが近い昨今、英語以外の国、アジア圏の言語、世界的に需要の多いスペイン語などに対応する必要が増えている。日本語で書かれた産業に関する情報をこれまで以上に、迅速かつ正確に翻訳することが重要である。日本語を多言語に展開する手段を考えることが大切になってくる。分野ごとに辞書を作成し、それをシェアするにあたって、UD (User Data)×UX (User Experience) を組み合わせる枠組みが必要になる。そこで、TKUN (...

3. 機械翻訳における言語資源の役割について:秋葉友良(豊橋技術科学大学)

開発と評価のための言語資源―統計的機械翻訳 豊橋技術科学大学 秋葉友良先生 英語から日本語翻訳の場合J: 日本語文Jが発話される事象、E: 英語文が発話される事象P(J/E): 英語Eが与えられたとき、日本語Jが発話される確率単純な枠組みで考えると、英語文をシステムに入力すると、日本語文ジェネレータを動かし次から次へと様々な日本語を生成し、出てきた日本語に対しP(J/E)の計算を続け、その中で確率が一番高かった日本語の文を出力することで、英語から日本語に翻訳できるという仕組みになっている。(以下の図参照)秋葉先生ご講演スライド5 これを式に表すと以下の通りになる。秋葉先生ご講演スライド6ベイズの定理により、翻訳の方向を逆転する。スライドに示された式について:P(E/J)は確率的翻訳モデルで、EがJの翻訳としてどれだけ尤もらしいかを図る尺度になり、P(J)は確率的言語モデルで、Jが言語(日本語)と...

4. TAUSの紹介:Jaap van der Meer (TAUS)

講演4Introduction of TAUS and insights in the global market for machine translationTAUSの紹介および、機械翻訳のグローバルな市場についての洞察 <講演者>Mr. Jaap van der Meer 翻訳をめぐる環境の変化★もとは、豪華なもの(luxury) 20世紀(1万ほどの大企業だけのための翻訳。)           ↓★数十億のユーザが利用できるもの 21世紀 (インターネット上でオンライン利用可能。クリックするだけでリアルタイムに得られるような翻訳。)  21世紀、機械翻訳は、あらゆるものに埋め込まれている。 リアルタイムに翻訳結果を表示できる。 機械翻訳は、翻訳産業に対峙するものである。(Confronting to industry翻訳産業はこれに直面しているという意味にもとることができる。)◎個人化された翻訳(pri...

5. TAUS user success stories:Chris Wendt (Microsoft Research)

講演5Microsoft Translator and TAUS Data- The Importance of in-domain training material for statistical MTMicrosoft TranslatorとTAUS Data– 統計的機械翻訳にドメイン専用のトレーニング材料を用いることの重要性 講演者Mr. Chris Wendt (Microsoft Research) MicrosoftはTAUS Data associationの設立メンバーになっている。当時上司だったSteve Richardsonがこれに携わった。彼は、共有データ(そして機械翻訳エンジンをトレーニングするためのデータのレポジトリを構築すること)の価値を早くから見出していた。現在は引退したものの機械翻訳に携わっている。人間の翻訳の事例は、機械翻訳システムの主要な要素である。★関連ドメインのトレーニングデー...

6-1 制作現場の一例と機械翻訳“深化”への期待:大西浩司氏(パナソニック株式会社)

制作現場の一例と機械翻訳“深化”への期待 パナソニック株式会社 大西浩司氏 パナソニック株式会社でマニュアル、動画のコンテンツなどを担当している。 パナソニックでは、ITの力を使って言葉の壁をなくそうということで、2020年のオリンピックを目指してウェアラブル型のコミュニケーションツールを発表している。一方、ドキュメント発信の切り口では、様々な製品を取り扱っていることから、グローバルのドキュメント情報が多岐にわたる。 取扱説明書の製作と翻訳マニュアルを製作する上で、わかりやすく(見やすい、読みやすい、調べやすい)、使いやすく(いつでもどこでも、かんたんに、使える)、役に立つ(問題を解決する)ことを念頭においている。会社全体としては、環境対応、ユニバーサルデザイン対応、世界同時立ち上げへの対応、世界レベルの表現の統一という四点を考えている。取扱説明書がCDROMやウェブ...

6-2 YAMAHAからの多言語情報発信への期待:遠藤幸夫氏(ヤマハ株式会社)

YAMAHAからの多言語情報発信への期待 ヤマハ株式会社 遠藤幸夫氏 YAMAHAにおける翻訳ヤマハ楽器・音響開発本部マニュアル製作室では、電子楽器、ホームシアター、PA製品などの音響製品などのエンドユーザー向けのマニュアルの製作している。1990年代に翻訳メモリが出はじめたが、ヤマハも昔から翻訳メモリを利用したワークフローに取り組んできた。そのため、英語から多言語の拡大(EUの公用語20言語など)に際しても、コストの増大をおさえることができた。これは英文の簡素化の努力もあるが、翻訳メモリを使ったおかげである。その一方で、技術者は日本人でありドキュメントとしては日本語が出発点になることが多いため、日本語から英語への翻訳をスピーディーに行いたい。欧米の言語ほど、日本語からの翻訳がコストダウンできていない。過去の資産を有効に活用できていない。言語的な特性もあり、日本語の場合はコンテクストで補...

6-3 多言語情報発信への期待~ビジネスの強化にPlus Oneの連携を!:岩崎英丈氏(バンドー化学株式会社)

多言語情報発信への期待~ビジネスの強化にPlus Oneの連携を! バンドー化学株式会社岩崎英丈氏 バンドー化学株式会社:自動車などについているベルト、コンベアベルトなどの製作。もうすぐ創立110年海外展開が盛んで、アジア17か所、世界で30か所に工場がある。海外(欧米)の方との付き合いの経験→言葉の壁が問題になる 【機械翻訳に対してもっているイメージ】 そのまま機械翻訳の出力内容を使えるとは思っていない。 それぞれの機械翻訳システムのよい所を使えば、そしてドメインをしぼれば、鋭いものができるのではないだろうか。 困ったこと【一般的な業務】・メールやレターの交換:適した形式が判らない(例えば、イギリス、アメリカ、インドでは、同じ英語を使っても形式が変わってくるはず。書き出しと末尾だけ提供され、その中に自由に文章を書き込んだりできれば理想的。)・相互の報告書:用語の違い、カタカナ英語・...

7. データを使った翻訳を成功させる方法:河野弘毅(株式会社翻訳センター)

データを使った翻訳を成功させる方法 株式会社翻訳センター 河野弘毅 クライアントの立場から見た翻訳サービス要求が異なる二種類の翻訳があり、アウトバウンド翻訳(他者に読んでもらう翻訳)は人力翻訳で、インバウンド翻訳(自分が読むための翻訳)では機械翻訳が多くなっている。しかし、このような状況は少しずつシフトしつつあり、翻訳会社でもクライアントに機械翻訳を提供する場面もある。 変化していく翻訳供給(TextMindedの事例)同じ顧客ポータルから翻訳者にも、クラウド翻訳にも、機械翻訳にも発注をすることが可能になる。こうしたサービスを提供する翻訳会社が既に存在しており、これが翻訳会社の将来像になっていくのではないだろうか。 翻訳で利用される“データ”=言語資産Glossary/Terminology=用語集TM=Translation Memory 翻訳メモリMT=Machine ...

8. 機械翻訳を取り巻く国際標準化の動き:森口功造(株式会社川村インターナショナル)

機械翻訳/ポストエディットに関連する国際標準化の動き ISO TC 37について <講演者>川村インターナショナル 森口功造さん 川村インターナショナルは、国内のルールベース型翻訳エンジンと、海外の統計的機械翻訳エンジンの販売代理店である。森口さんは、ISOのポストエディットに関する委員会(TC37)の国内委員。 機械翻訳の改良には3つのチャンスがある:(1)Controlled Language(制限言語)による改良(いわゆる前処理)(2)機械翻訳エンジン自体の性能向上(3)ポストエディットによる修正 (3)について国際標準化の動きがある。この概要について、この講演では取り上げる。 ◎ISOについて・加盟の形態:Pメンバー(投票権あり)とOメンバー(オブザーバー)が参加。日本はPメンバー。 ◎TC37について・(Pメンバー・Oメンバー合わせて)約60か国が加盟している。・用語集の規格策定なども議論して...

★TAUS東京フォーラム(TAUS Tokyo Executive Forum)の全体

★TAUS東京フォーラム(TAUS Tokyo Executive Forum)の全体 日時: 2014年4月10日(木)~11日(金)会場: オラクル青山センター報告者: (株)翻訳センター 三宅 理恵 TAUS東京フォーラムは、翻訳関連の国内外の団体を中心に、60名を超える参加者を得ました。 一言で翻訳関連の団体といっても、いわゆる翻訳会社(伝統的な翻訳会社に分類される、比較的年数の長い会社)から、比較的新しく時代を見据えている会社、そしてローカライゼーション専門の会社など、様々です。 講演は、機械翻訳やクラウド型翻訳を提供している翻訳会社に加え、旅行のサイトを運営する会社、IT企業、印刷会社等、翻訳そのものを作成するのではなく、翻訳を、媒体を通じて供給する側にある人たちによるものもあり、非常に多岐に渡っていました。 スピーカの立場や取り組み方は、実に様々で、多様なものの見方が示されていましたが、...

★一日目(4月10日(木))

★一日目(4月10日(木))  データの大切さと、これをいかに活用するべきか、ということが最初に強調される形で、フォーラムは幕を開けた。一日目のスピーカは、機械翻訳やクラウド翻訳を行っている翻訳会社、翻訳を提供する媒体(方法)を生み出した会社等である。機械翻訳の先端を行っている団体として、Yamagata Europe、ヒューマンサイエンスによる講演が行われた。Yamagata Europeは、部品の名前について、メモリとの一致度の点数を付けて、点数に応じて、チェックの度合いを決めるという、非常に進んだシステムを導入している。ヒューマンサイエンスは、機械翻訳にかける前の原稿の前処理を重視し、日本語を含めた複数の言語で、前処理とその効果についての検証テストを行っている。クラウド翻訳を低価格で提供し、高い評価を得ているGengoのスピーチは、力がこもっており、翻訳業界にとって、こうした新しいタ...

TAUS代表 Mr. Jaap van der Meerの最初の講演

TAUS代表 Mr. Jaap van der Meerの最初の講演 「企業の言語戦略の実行」(Implementing an Enterprise Language Strategy) 翻訳のあり方の変遷:これまで、限られた会社しか購入できない高価なものであった翻訳が、簡単にリアルタイムに翻訳をしたい人々が求める翻訳へとシフトしている。 APIが、すべての場所へとつながるキーワードである。 それぞれが詳しい知識を持っており、みんなが集まることで、もっと知ることができる(Together We Know More)。これが、TAUSの根幹にある考え方である。 ★企業についてのSWOT分析S(強み)… 翻訳メモリからの高度のテコ入れ(強い影響) よく確立したプロセスと管理 W(弱点)… 品質の不一致(ローカライゼーションの欠如)展望における柔軟性の欠如、創造的ではなく反応的品質の見直しが遅い...

①宝の上に坐して (Sitting on a Treasure)●Oracle Aiman Copty氏

宝の上に坐して (Sitting on a Treasure)Oracle 副社長Aiman Copty氏データの活用から、いかに顧客と会話をしてニーズをヒアリングするかに至るまで、力強いメッセージが発信されました。タイトルにも表れているように、データは宝である。トレンドを把握しなければならないということ、データの処理の迅速な流れなど、翻訳サービスを提供するうえで考えなければならない点を大局から分かりやすくまとめていた。市場は、大企業中心から、新しい市場へとシフトしている(これは多くのスピーカにとっての共通認識である)。どれだけのサポートが求められているかを知り、また、翻訳のトレンドを知ることも大切である。すべての翻訳をリサイクルすることを考えたい。

②QR Translator~クラウド翻訳を介してデジタルとアナログを結合させる●株式会社PIJIN / エクスポート・ジャパン株式会社 高岡謙二氏

QR Translator~クラウド翻訳を介してデジタルとアナログを結合させる株式会社PIJIN / エクスポート・ジャパン株式会社 代表取締役高岡謙二氏日本語など特定の言語で書かれた看板などにQRコードをつけると、そのコードを読み取るだけで、内容を自分の言語に翻訳して表示できる。この仕組みがQR Translatorである。使用実例:大阪のUniversal CityWalk、徳島の物産館、フランスのピザ屋などQR Translatorが国際的な標準になれば、私たちは、世界中を旅行しやすくなる。次にターゲットにしているのは、世界遺産などの観光地である。家電製品のマニュアル、薬の説明書きなどにこのQRコードをつけることも視野に入れている。ビジネス用には、カスタマイズされたOEMバージョンも提供可能。QR Translatorが有益な理由として、以下の3点が挙げられている: (1)制作作業と翻訳作業を...

③翻訳メガネ●NTTドコモ 三井力氏

翻訳メガネ NTTドコモ 研究開発センター三井力氏メガネをかけて外国語を見ると、母国語で表示される。翻訳以外にも、メガネをかけて人を見ると、その人の名前や情報が分かったり、建物を見ると、建物の名前が表示されたりするなどの機能もある。旅行者向けのリアルタイム文字翻訳技術を開発したのは、スピーカが、自分も欲しいと思ったからだそうだ。「二つの技術が合わさったとき、お客様が驚く」メカニズムとしては、カメラに写っているものの中から文字列を探し(文字認識)、ボキャブラリーデータベースと合わせて最適な翻訳(機械翻訳)結果を出力するというものである。翻訳メガネの強みとして、リアルタイムで翻訳できることがあげられる。高速に文字を認識し翻訳する技術については、特許を取得ずみである。 ドコモは翻訳メガネと同じ技術を搭載したAndroidアプリケーション「うつして翻訳」をGoogle playストアから無償で提供し...

④翻訳産業における、革新者のジレンマ●Gengo Mr. Robert Laing

「翻訳産業における、革新者のジレンマ」 Gengo CEOMr. Robert Laing,翻訳のニーズは以下の二通りに分類される:◎高品質で、高い収益が望めるモデル(high-quality highly-profitable models)これはハイレベルなニーズ◎低品質な翻訳(low-quality translation)ベーシック・ニーズ(eメール等)Gengoは、低品質な翻訳のニーズをとらえ、クラウド型の翻訳を提供している。スピーチのタイトルを”Innovator’s Dilemma”と設定し、自らを革新者ととらえ、変化を起こそうとすると事故が起こる可能性もあると訴えた。翻訳を必要とする人々の立場を考えているのが特徴。Bill Gates氏の「我々は変化を過小評価し過ぎる」(We pretty underestimate the change)を引用していたよう...

⑤機械翻訳を使用して、スペア部分の注文を訳す:機械翻訳の出力結果に点数をつけるメカニズムによって、いかに信頼のおけるワークフローを保証するか●Yamagata Europe Ms. Heidi van Hiel

機械翻訳を使用して、スペア部分の注文を訳す:機械翻訳の出力結果に点数をつけるメカニズムによって、いかに信頼のおけるワークフローを保証するか Yamagata EuropeMT and Tools Development Team ManagerMs. Heidi van Hiel Yamagata Europeは、産業機器のメーカーに、スペア部分の注文についての翻訳を依頼された。スペア部分の注文は、複雑なプロセスである:顧客は、正しいパーツの番号を見つけられないこともあるし、注文を、自分たちの言語での文書にしなければならない。正しいパーツを円滑に顧客に届けるため、注文内容を、倉庫で作業している人々のために英語に直す必要がある。翻訳は、即座に行う必要があるので、この要望へのソリューションとして機械翻訳を提供することになった。 倉庫と、その顧客にとっての最大の懸念は、翻訳の誤りや、翻訳内容に誤った解釈によって引き...

⑥MT(機械翻訳)におけるプリエディットの可能性 ~MTエンジンの強みを活かす~●株式会社ヒューマンサイエンス 本多秀樹氏、徳田愛氏

MT(機械翻訳)におけるプリエディットの可能性~MTエンジンの強みを活かす~ 株式会社ヒューマンサイエンス 本多秀樹氏(ローカリゼーションエンジニア)徳田愛氏(機械翻訳コンサルタント) 現在、多くの企業がMTエンジンを開発しているが、MTエンジンによって得意とする分野、言語、用途は異なる。ヒューマンサイエンスでは、MTエンジンの開発ベンダーではない中立的な立場から、最適なエンジンとプロセスをお客様に提案している。各エンジンの強みを把握して、分野、言語、用途に合わせた最適なエンジンを選択し、プロセスを構築することで、人と同レベルの品質を維持しながらも、コスト削減や納期短縮が可能となる。本発表では、翻訳処理前にMTエンジンに適した形に原文をリライトする「プリエディット」という前工程により、アウトプットの品質を最大限に引き出す試みについて、サンプルプロジェクトの事例をもとに紹介された。 ■サンプ...