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考えよう、翻訳のこと~ともに歩む翻訳の未来へ~

JTF 翻訳祭企画実行委員長古谷 祐一Furuya Yuichi昨年の11月29日、アルカディア市ヶ谷にて第26回JTF翻訳祭が開催されました。各セッションのレポートはこの特集でご覧いただくとして、このたびは、第26回翻訳祭企画実行委員会のメンバー結成の経緯がとてもユニークでしたので、この場を借りてお伝えしたいと思います。私は4年連続で翻訳祭企画実行委員として運営に携わってきましたが、私の経験から申し上げますと、従来の翻訳祭は、JTF理事の中から実行委員長が選ばれたのち、実行委員長主導のもと企画実行委員会が結成されます。翻訳祭でもっとも重要な「コンセプト」は、企画実行委員会が結成されてから、度重なる打ち合わせの中で議論され、決まっていくのが従来の流れでした。一方、昨年の翻訳祭のコンセプトは、赤坂のタリーズコーヒーで翻訳者の立場でJTF常務理事を長く務められた井口耕二氏と私の会話の中から生ま...

1-1 翻訳とはなにか~足元を見直そう~

高橋 さきの Takahashi Sakino 翻訳者。東京都出身。東京大学農学系研究科修士課程修了。以来、特許翻訳と学術系書籍の翻訳・執筆に従事。共著書に『プロが教える技術翻訳のスキル』(講談社)、訳書にシルヴィア『できる研究者の論文生産術』『できる研究者の論文作成メソッド』(講談社)、ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』『犬と人が出会うとき』(青土社)などがある。深井 裕美子 Fukai Yumiko 翻訳・通訳者。東京都出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。JR東日本、テレビ番組制作会社を経て(株)ネスト代表取締役。テレビ、演劇、音楽、PR・マーケティング関連の仕事が多い。主な作品に戯曲『淋しいマグネット』、映画『樹海のふたり』(英語字幕)、『バイリンガルコミックス忠臣蔵』(講談社)などがある。96年より翻訳学校で教鞭をとる。井口 耕二 Inokuchi Koji 翻訳者。福岡県出身。東京大学工学部...

1-2 使われないツールの使い方 ― 十人十色のツール論

パネリスト:井口 富美子 Iguchi Fumiko 実務翻訳者(独語・英語)21年目。ドイツ留学から帰国して95年に欧州に本社のある翻訳会社に就職。ドイツ生まれの翻訳支援ツールを97年頃から使用。ツールの進化、変遷を見てきた。本社から来る多言語プロジェクトの翻訳やチェック、外注などに携わり、数々の問題に直面、欧州でのユーザー会議に出席するなどツール開発者と交流し、問題解決をはかってきた。小林 晋也 Kobayashi Shinya 産業翻訳者(英日/日英)。米国にてフリーランスのシステム開発者、エンドユーザーサポート等に従事。帰国後、2000年よりフリーランス翻訳者(屋号:スタジオコアラ)として活動。情報通信分野を中心に関連分野の技術翻訳全般を手がけている。地方の翻訳勉強会の活性化、翻訳者のIT技能向上を目指して、「プログラミング講座」、「パソコン超入門」、「翻訳支援ツール超入門」などのセミナーや...

1-3 ディープラーニング、統計、ルール、使えるものは何でも使う 最先端の『音声・言語』処理技術

隅田 英一郎 Sumita Eiichiro 情報通信研究機構NICTの副研究所長。1982年電気通信大学大学院修士課程修了。99年京都大学大学院博士課程修了、博士(工学)。82年(株)日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所研究員。92-2009年国際電気通信基礎技術研究所研究員、主幹研究員、室長。07年から情報通信研究機構研究マネージャー、グループリーダー、ユニバーサルコミュニケーション研究所副所長多言語翻訳研究室長として機械翻訳、情報検索、eラーニングに関する研究開発に従事。05-11年神戸大学大学院システム情報学研究科客員教授。言語学会会長。総務大臣賞、文科省大臣賞など受賞歴多数。 報告者:川名 広治(一般財団法人 日本予防医学協会) 今日は皆さんに言語処理技術が驚くほど急速に進歩しているということを知っていただきたい。精度改良サイクルがどんどん短縮している。情報通信研究機構(NICT)が開発した...

1-4 実況、翻訳会社のトライアル採点

パネリスト:石川 正志 Ishikawa Masashi 株式会社ワードトラスト 代表取締役。翻訳会社に翻訳コーディネーターとして勤務した後、英国に留学。帰国後、外資系証券会社、外資系運用機関にて金融翻訳、ライティング業務に従事。2002年に独立し、2004年に金融専門の翻訳会社を設立、現在に至る。仲山 裕子 Nakayama Yuko 株式会社 川村インターナショナル管理グループマネージャ。2001年入社。主としてマーケティング文書の品質管理、コーディネーション、社内翻訳を担当。品質管理担当として翻訳トライアル作成に携わる。2013年からは登録翻訳者の採用業務の全社統轄を担当。現在は、登録翻訳者/チェッカーのほか、社内翻訳者、通訳者の採用を含め、人材に関連する業務を担当。吉田雅弘 Yoshida Masahiro C社翻訳部 専任主任。大手精密メーカーで製品設計に長年従事し10製品以上の開発に携わる。その経験...

2-1 グローバルな特許出願に求められる翻訳の高品質化について~クライアント、翻訳家に向けた特許翻訳の品質評価、品質管理のノウハウ~

久保田 真司 Shinji Kubota 1984年に松下電器産業に入社、中央研究所で書き換え型光ディスクの開発業務に従事した。約20年前に本社知財部門に異動し、グローバルの権利取得に携るようになった。2001年頃から中国語翻訳の品質評価と対策を担当し、翻訳品質評価や品質管理の難しさを実感していた。また、標準規格特許の激しい競争の中、英文翻訳の品質管理や強化、特許事務所の評価・選別、翻訳ルート開拓などにも注力された。現職パナソニックIPマネージメント株式会社グローバル出願部 品質強化担当参事。 報告者:李じゅん(中成国際特許事務所) 本セッションでは、パナソニック社の事業及び知財状況の概要、翻訳品質の定義、特許翻訳の品質評価における三つの方法、特許翻訳の品質管理における三つの方法、特許翻訳の品質評価・管理で感じることについて紹介された。1. パナソニック社の事業及び知財状況の概要パナソニックの事業...

2-2 知的財産翻訳の現状と未来~特許翻訳のリーディングカンパニーが語る業界の最新動向~

冨田 修一 Shuichi Tomita 株式会社知財コーポレーション代表取締役社長。空に魅せられ東京都立航空短期大学で航空エンジンを学んだ後、1971年リコーに入社しアナログ事務機器がデジタル化する創造の時代を経験。1995年知財部門へ異動し、傍ら、電気通信大学と名古屋学院大学大学院とで物理学と英語学を再勉強。その後、2007年株式会社知財コーポレーション入社、品質管理を含む特許翻訳事業に携わる。2016年代表取締役社長に就任。社団法人日本工業英語協会理事、一般財団法人日本特許情報機構産業日本語委員会委員。 阿部 鉄生 Tessan Abe知財アカデミー講師 理学博士 特許翻訳者。ミネソタ大学大学院卒(宇宙プラズマ物理学専攻)。湘洋内外特許事務所、ソニー知的財産ソリューション(株)、ソニー知的財産センターにて約20年間、和文・英文明細書の作成、国内外中間処理、特許翻訳等に従事する一方、翻訳品質の評価、...

2-3 世界が見る翻訳の品質、日本が見る翻訳の品質

パネリスト:西野 竜太郎 Nishino Ryutaro 合同会社グローバリゼーションデザイン研究所代表社員。英語翻訳者(IT)、ソフトウェア・グローバリゼーションのコンサルタント。JTF標準スタイルガイド検討委員。JTFジャーナルで連載中。『アプリケーションをつくる英語』で第4回ブクログ大賞(電子書籍部門)受賞。田嶌 奈々 Tajima Nana 株式会社翻訳センター 品質管理推進部 部長。外国語大学卒業。複数の会社で翻訳コーディネーター兼チェッカーを経験の後、翻訳センターに入社。約8年、メディカル分野の社内チェッカーとして活動。現在は社内作業の標準化や仕組みづくりを行っている。吉川 未希子 Yoshikawa Mikiko 株式会社ヒューマンサイエンス リンギスティックレビューア。英大学院で総合翻訳コースを修了し、現在の会社に入社。英日翻訳のバイリンガルチェック担当者として、多様なITの案件に従事。IT関連の...

2-4 国内医療機器メーカーにおける日英・多言語機械翻訳活用事例 ~メーカーとMTコンサルが共同して機械翻訳実用化をどう進めたか~

柴田 裕輔 Yusuke Shibata 株式会社ニデック 薬事部技術文書課技師 2000年から、現在勤務の医療機器メーカーでマニュアルや技術文書の英訳に携わる。また、英語から多言語への翻訳のディレクションも行う。Global English、用語集、翻訳メモリ、マニュアル作成システムの導入により、翻訳プロセスの最適化も実施。 2013年から機械翻訳の導入検討を開始。 2014年に英語から多言語への翻訳に機械翻訳を導入。 2015年から日英翻訳に機械翻訳を導入し、最適な用法などを検討本多 秀樹 Hideki Honda 株式会社ヒューマンサイエンス ローカリゼーション・スペシャリスト。ローカリゼーション・スペシャリストとして、ソフトウェアの UI やマニュアル、自動車修理書などの日英・多言語翻訳プロジェクトに従事 翻訳者としてFA機器の英訳に従事 日英・多言語翻訳における新たなパートナーの...

3-1 来たれ!訪日外国人観光客~インバウンド多言語翻訳への需要の波をどう乗り切る?~

古河 師武 Furukawa Osamu YAMAGATA INTECH株式会社 翻訳ビジネス部・部長。1996年 に 渡 米 し、 Second BAを取得した後、米国に6年間勤務。2005年に カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(UCL B)で MBAを取得し2008年に帰国。外資系翻訳会社を経て2013年4月より現職。従来の取説翻訳だ けでなく、マーケティング資料、カタログ、 SNS・ブログ、ウェブコンテンツ、UIなど 幅広い分野の翻訳に対して機械翻訳やスモール 翻訳を含めた様々なソリューションの提案を推進している。 報告者:川名 広治(一般財団法人 日本予防医学協会)  外国人観光客が今年2000万人を突破し、「言語の壁」を克服するための対応が問われている昨今、去年11月下旬に開催された古河氏の講演「来たれ!訪日外国人観光客」では多数の参加者から様々な質問がよせられインバウンド多言語翻訳への関心の高さをうかがわせ...

3-2 実務翻訳者の未来はマーケティング翻訳にあり

パネリスト:三輪 朝(Miwa Ashita) ライオンブリッジジャパン株式会社 ランゲージリード英国リーズ大学翻訳研究科総合翻訳専攻修士課程を修了後、スイスの翻訳会社CLS Communicationで約5年間金融関連の翻訳に従事。その後、フリーランス翻訳者を経て2015年から現職。現在はIT関連企業の和訳マーケティング案件の品質管理を担当。幅広い製品分野において、お客様の求める品質を定義し、ユーザビリティの高い日本語版の制作に日々取り組んでいる。田中 千鶴香(Tanaka Chizuka) 個人翻訳者/JTF専務理事/フェロー・アカデミー講師大学卒業後、自動車メーカーの海外広報、英語専門学校の講師を経て、1995年からフリーランス翻訳者・通訳者となる。その後、翻訳専業となり、技術翻訳者として現在に至る。技術文書のみならず、ビジネスや人事といった幅広く対応する中、昨今のマーケティング案件のお客様の...

3-3 場外乱闘の翻訳支援ツール対決!~そこまで言っていいんですか? ここでしか聞けない業界裏話~

パネリスト:加藤 じゅんこ Kato Junko Memsource日本窓口。翻訳会社にて導入・サポートツール開発・業務フロー改善等、様々な角度から翻訳支援ツールに携わる。2015年8月よりメムソース公認トレーナー、2016年2月より現職。JTFジャーナルに翻訳支援ツール解説記事連載中。関根 哲也 Sekine Tetsuya インフォパース株式会社 代表取締役社長。OASIS DITA/XLIFF/OAXAL TCメンバー。テンプル大学映画学科を経て帰国。翻訳会社に勤務後独立。現在の会社を設立し、国内外の企業にDITA/XMLプロフェッショナルサービス(「Mr. DITA Japan」)を提供。JDIGを立ち上げ、国内のDITA普及を推進。マイアット カオリ Myatt Kaori Word Connection sarl, Managing Director。memoQ公認トレーナー。慶應大学を経て2016年9月よりポー...

3-4 翻訳者に聞きたいこと、翻訳会社に言いたいこと―疑問をぶつけあって日頃のモヤモヤを解消しよう―

パネリスト:国枝 史朗 Kunieda Shiro フリーランス日英・英日翻訳者。英日・日英技術翻訳者。南山大学外国語学部英米学科卒業後、熱収縮シールのメーカーに勤務。その後、眼鏡・サングラスのメーカー兼商社勤務を経て、1997年にフリーランス翻訳者として翻訳業を開始。技術・ビジネス分野全般、環境、エネルギー、品質管理を中心に幅広く英日・日英翻訳に携わる。趣味は俳句と園芸と燻製。田嶌 奈々 Tajima Nana 株式会社翻訳センター 品質管理推進部 部長。外国語大学を卒業後、いくつかの会社で翻訳コーディネータ兼校正者として約4年の経験を経たのち、翻訳センターに入社。メディカル分野の社内チェッカーとして約8年、実案件の品質管理業務に従事した。2012年以降、分野や案件の枠を越えて全社の品質向上を推進する部署の起ち上げを機に、社内作業の標準化や仕組みづくりを行っている。中野 真紀 Nakano Maki フリーラ...

4-1 英訳は、日本語の読みで勝負!

遠田 和子 Enda Kazuko 青山学院大学英米文学科卒。在学中米国パシフィック大学に留学。大手電機メーカにて翻訳業務に就いた後、フリーランスになる。著書には、『英語「なるほど!」ライティング』、『Google英文ライティング』、『eリーディング英語学習法』、『あいさつ・あいづち・あいきょうで3倍話せる英会話』(全て講談社、含む共著)がある。訳書には、小川英子著『ピアニャン』英語版Little Keys and theRed Piano, 星野富弘著『愛、深き淵より』英語版Love from the Depths─The Story ofTomihiro Hoshino (共訳)がある。 報告者:石飛 千恵(フリーランス翻訳者) このセッションでは、日本語が母国語であるという優位性を活かし、日本語の読みを鍛えることで、いかにネイティブ翻訳者に負けず、機械翻訳(AI)に勝る英訳を作っていくか、例を交えながらそのポイント...

4-2 誰も教えてくれない翻訳チェック~翻訳者にとっての翻訳チェックを考える~

齊藤貴昭 Saito Takaaki 個人翻訳者/翻訳コーディネーター。某電子事務機メーカー入社後、製造から市場までの幅広い品質管理業務に長年従事。5年間の米国赴任後、米国企業相手の品質関連交渉担当となる。交渉業務を行う中で自ら通訳・翻訳業務を担当するとともに社内翻訳者の管理・教育を数年経験。2007年末より現在のグループ会社で翻訳コーディネーターと社内翻訳者を担当。グループ会社から依頼されるさまざまな翻訳案件の翻訳・発注・チェック・管理の業務を行っている。製造業で学んだ品質管理の考え方をベースに、翻訳品質保証体系を構築するのが現在の自己研究テーマである。日本翻訳連盟理事。ブログ「翻訳横丁の裏路地」報告者:玉川千絵子(フリーランス翻訳者) 翻訳者は納品前に必ず翻訳チェックをしているが、それは商品としての翻訳物の品質を保証するためだ。齊藤氏は、長年メーカーの品質保証に携わった経験から、翻訳者と...

4-3 私たちは逃げ切り世代?― 翻訳者に未来はあるのか

実川 元子 Jitsukawa Motoko 翻訳者/ライター。上智大学仏語科卒。在学中にフランスのアンジェ・カトリック大学に留学。アパレル関連社に延べ14年間勤務後独立。1991年より現在まで出版翻訳にたずさわる。近訳書『菊とポケモン』(Aアリスン)『堕落する高級ブランド』(Dトーマス)『孤高の守護神 ゴールキーパー進化論』(Jウィルソン)『PK』(Bリトルトン)など。井口 富美子Iguchi Fumiko 翻訳者。立教大学文学部日本文学科卒業。卒業後は専門図書館に勤務。数回の短期留学とバイエルン州の小中高校でのインターンシップ(半年間)を経て1992年から1994年までフンボルト大学文学部日本語翻訳学科(ドイツ/ベルリン)に留学。帰国後は翻訳会社に10年間勤務し、2005年にフリーランスの翻訳者として独立。 報告者:石飛 千恵(フリーランス翻訳者) このセッションでは、翻訳者歴20年以上の実務翻訳者と...

4-4 BBCエディターに聞く報道の現場と翻訳・通訳

登壇者:加藤祐子Yuko Kato BBC News Japan 編集長。東京生まれ。英オックスフォード大学修士課程修了。朝日新聞記者、国連本部職員、CNN.co.jpとgooニュースの編集者を経て、2014年11月より現職。訳書に『策謀家チェイニー』(朝日新聞出版)、『シャーロック ケースブック』(早川書房)、『中国グローバル化の真相』(朝日新聞出版)など。聞き手:松丸さとみ Satomi Matsumaru フリーランス翻訳通訳者・ライター。学生や日系企業駐在員として英国・ロンドンで計6年強を過ごす。駐在員時は、英国や欧州のビジネスニュースを在英日本人向けに配信する日系ウェブメディア企業にて編集・執筆などに従事。現在はフリーランスにて幅広い分野の翻訳・通訳・ライティングを行う。著書に『泣ける犬の話』、『錦織圭物語』などがある。 報告者:土屋えみ(フリーランス) BBCニュースが昨年開始した日本語版ウェ...

5-1 Painting with Different Brushes: Lessons from a Multilungual Website

SINGLETON, James(シングルトン ジェームス) 日本翻訳者協会 理事、一般財団法人ニッポンドットコム 英文部。James Singleton received his B.A. degree in Asian studies from the University of Oregon, USA. After graduating, he arrived in Japan in 1996 and has lived here ever since, studying Japanese and experiencing local history, culture, and dialects. He became freelance Japanese to English translator in 2008, focusing on such areas as business, renewable energy, and the environment. He joined Nippon.com ...

5-2 いまさら聞けない機械翻訳の基礎~その方式から有効な利用法まで~

パネリスト:長瀬 友樹 Nagase Tomoki 株式会社富士通研究所、アジア太平洋機械翻訳協会、MT課題調査委員会委員長1987年富士通㈱入社。2004年に㈱富士通研究所に移籍。2009年よりアジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)課題調査委員会委員長、2012年よりAAMT/Japio特許翻訳研究会専門委員を務める。須藤 克仁 Sudo Katsuhito NTTコミュニケーション科学基礎研究所、アジア太平洋機械翻訳協会 AAMT/Japio特許翻訳研究会副委員長2000年京都大学工学部卒、2002年同大大学院情報学研究科修士課程修了。2015年京都大学博士(情報学)。2002年日本電信電話(株)入社、以後コミュニケーション科学基礎研究所に勤務。ACL、言語処理学会、情報処理学会、日本音響学会会員。河野 弘毅 Kawano Hiroki ポストエディット東京代表東京大学工学部卒。宇宙開発業界からローカリゼー...

5-3 -サン・フレア アカデミー公開講座-治験(臨床)翻訳のテクニック

濱田 京子Kyoko Hamada サン・フレア アカデミー翻訳講師(医学・薬学、非臨床、臨床)。株式会社サン・フレア ライフサイエンス部メンター、校閲者。お茶の水女子大学家政学部食物学科、徳島大学薬学部薬学科、慶應義塾大学法学部通信教育課程卒。徳島大酵素化学研究センター、薬品会社勤務を経て、翻訳実務教育学院(現サン・フレア アカデミー)の通信講座を受講後、翻訳実務検定TQE に合格し、フリーランスの翻訳者に。アカデミーでは、責任のある商品性の高い翻訳に仕上げるにはどうすればよいかを受講生に考えさせることをモットーに、医学・薬学分野の講師を20年近く務めている。また、TQE審査委員も務めている。報告者: 土屋 えみ(フリーランス) まず医薬品開発の流れ、および治験翻訳に有用な書物・サイトを紹介したい。その後、サン・フレア アカデミーの治験テキストの課題を用いて、受講生が多く間違える箇所を挙げながら、正確で...